あすけん体組成計 レビュー【強みはあすけんとの連携のみ】

ボディメイク
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絶対太ってやるもんかという覚悟の元、あすけんを使って摂取カロリーを管理しているぼく。どうやら2024年10月にあすけんが体組成計を発表して、あすけんに自動で体の情報を送ってくれると聞いた。手動作業が減るなら、そんなに嬉しいことはない。

というわけで、あすけんの体組成計を、ぼくが激押しするEufy Smart Scale P2 Proと比較することで、本当にいいのか調べてみた。結論から言うと、 ぼくはEufy Smart Scale P2 Proでいいかなって思った。

ボディメイクには体組成計

ボディメイクをするためには、自分の体の状況を知ることがとても大切。自分の体の状況を知るためには、体組成計は必須。

家電量販店にはぞくぞくと体組成計が並び、各社精度やら機能やらで戦っている。

そんな中、ダウンロード数ナンバーワンの健康サポート&ダイエットアプリ「あすけん」も体組成計を出してきた。

健康サポート&ダイエットアプリ「あすけん」

美容ブログを見る人なら知らない人はいないと思うけど、いちおう「あすけん」の説明。

あすけんは、株式会社askenが提供する、栄養士のアドバイスが受けられるダイエットサポートサービス。

食事・運動・カラダの状態(体重や睡眠時間)を記録することでアドバイスが届き、アドバイスに従って生活を改善することでダイエットを促す。

3ヶ月で平均4.66kg減の分析結果も出ている。

公式の本もたくさん

その勢いはとどまることを知らず、あすけん公式として続々レシピ本を出している。食事という観点を軸に、ダイエット業界に強い影響力を残している。

アドバイスを受けるためには記録が必要

そんな「あすけん」の弱点をあげるならば、入力が手動であることだ。手間。

食事をしたら、食事内容を入力する。手間。体重を測ったら、体重を入力する。手間。

痩せるためならどんな苦労も惜しまないイケイケスポーツマンタイプなら問題はないが、ぼくみたいな口癖が面倒くさいの人間にはなかなか厳しいものがある。

続々自動入力に対応

尤も、そんなことはあすけんもわかっているから、続々と自動入力機能がリリースされている。

例えば、食事。今までは食事内容をいちいち入力する必要があったが、今では写真を撮れば自動的に記録してくれる。とても楽。今のところ、精度が微妙ではあるが、とても楽。是非、精度を向上していってほしい。

で、今回は食事に続き、体の情報の自動記録に乗り出した。新たに体組成計を開発することで、体重や体脂肪率といった複数の項目が自動記録されるようになった。

体重体組成計「あすけん体組成計」

出典:あすけんSHOP

あすけんの販売する体組成計。その名も「あすけん体組成計」。うん、そのまんま。

あすけんと連携することで、測定した体の情報を自動記録にあすけんへ記録する体組成計である。これはすごい。ユーザーのニーズにぶっささる。

開発は株式会社エーティーワーク

ちなみに、体組成計の開発は株式会社エーティーワークという企業が行っている。

どんな企業が知らなかったが、どうやらITを活用した幅広いサービス事業、ハードウェア事業、セキュリティ事業を展開している企業らしい。

ヘルスケアが軸ではないが、ハードウェア事業を有しているという子とは、物作りは得意そうな印象。

スマホとつながる体重体組成計「FEELLINE」

実際、株式会社エーティーワークは自社製品として体組成計「FEELLINE」を出している。体組成計のノウハウはある様子。

あすけん体組成計も、FEELLINEをベースにしているのではないかと思われる。知らんけど。

あすけん体組成計のスペック

あすけん体組成計の詳細なスペックは下記。比較対象として、同程度の価格帯のEufy Smart Scale P2 Proと比較する。

あすけん体組成計Eufy Smart Scale P2 Pro
測定項目13項目16項目
ITOコーティング×
アプリ対応○(あすけん)○(EufyLife)
Bluetooth接続
Wi-Fi接続×
登録可能人数不明(多分無制限)無制限
防水×IPX5
ペット・赤ちゃん測定×
アプリ連携Appleのヘルスケア
Google Fit
Fitbit
omron connect
みんチャレ
Appleのヘルスケア
Google Fit
Fitbit
計量範囲0.2~150kg0.1~150kg
最小表示100g単位(0.2~100kg)
200g単位(100~150kg)
50g単位(0.1~5kg)
100g単位(5~75kg)
200g単位(75~150kg)
計量精度±200g(0.2~75kg)
±300g(75~100kg)
±600g(100kg~)
±50g(0.1~5kg)
±200g(5~75kg)
±400g(75~150kg)
サイズ約27 × 27 × 2.5cm約28 × 28 × 2.6cm
重さ不明約1.2kg
電源単4乾電池 × 3単4系アルカリ乾電池 × 4
価格(税込)7,480円+送料6,990円

あすけん体組成計は、ITOコーティングがなければ防水もWi-Fi接続もない。ハードウェア面で言えば、特質して優れた感じはしない。

一方、ソフトウェア面は強め。あすけんのアプリに対応し、その他のアプリ連携も豊富。以上。

測定項目

測定項目あすけん体組成計Eufy Smart Scale P2 Pro
体重(kg)
体脂肪率(%)
BMI
水分量(%)
基礎代謝量(kcal)
内臓脂肪(レベル)
体脂肪量(kg)×
除脂肪体重(kg)
骨量
筋肉量(kg)
心拍数(bpm)×
タンパク質(%)
体内年齢(歳)
骨格筋量(kg)
皮下脂肪率(%)
ボディタイプ×○(Eufy独自の9パターン)

測定項目は、あすけん体組成計が13項目で、Eufy Smart Scale P2 Proが16項目。あすけん体組成計の方が、3項目少ない。

とはいえ、あすけん体組成計で測定できない「体脂肪量(kg)」、「心拍数」、「ボディタイプ」は、正直なくても問題ない項目。体脂肪量は体脂肪率から逆算できるし、測定中の心拍数を図る意味が分からないし、ボディタイプは鏡見ればいい。

数値上3項目の差はあるが使わないので、差分なしと言っていい。

ITOコーティング

あすけん体組成計は、ITOコーティングがない。つまり、銀色の丸の上に乗らなくてはならない。

乗る位置で測定に失敗するストレスを考えれば、ITOコーティングは欲しい。Eufy Smart Scale P2 Proに軍配が上がる。

Wi-Fi接続

あすけん体組成計は、Wi-Fi接続できない。測定のたび、あすけんアプリを起動しなければならない。

測定の度にアプリを起動するのは手間なので、これもEufy Smart Scale P2 Proに軍配が上がる。

防水

あすけん体組成計は、防水に非対応。

正直、体組成計に乗る時は体が濡れていない時が望ましいので、体組成計もそもそも濡れる場所に置くべきでないと思っている。なので、防水も重要視していない。

とはいえ、浴室の近くに置く人もいるので、ないよりあった方がいい。Eufy Smart Scale P2 Proに軍配が上がる。

アプリ連携

あすけん体組成計は、アプリ連携が豊富。

Eufy Smart Scale P2 Pro(EufyLife)の連携できる「Appleのヘルスケア」、「Google Fit」、「Fitbit」に加え、あすけん体組成計(あすけん)は「omron connect」と「みんチャレ」も連携できる。

体重や体脂肪率にとどまらない、トータルな健康管理ができる点でが、あすけん体組成計に軍配が上がる。

サイズ

あすけん体組成計は、Eufy Smart Scale P2 Proより少しだけ小さい。

縦と横の長さが1cm短く、厚みが0.1cm薄い。わあ、すごい。差異なし。

電源

あすけん体組成計は、Eufy Smart Scale P2 Proより乾電池が1本少ない。

少しだけ嬉しいが、差異なしと言っていい。

価格(税込)

あすけん体組成計の方が、490円+送料分だけ高い。ちなみに送料は、沖縄県が1,210円、その他地域が550円。

どう考えてもEufy Smart Scale P2 Proの方が安い。

強みはあすけんアプリとの連携一択

出典:あすけんSHOP

という訳で機能を見た結果、Eufy Smart Scale P2 Proが断然優秀。あすけん体組成計の強みは、あすけんで体の情報が参照できること、ただ一択。13項目全部見れる。

なので、あすけん体組成計がお勧めなのは以下の人。

  • 体の情報を見るためだけに新しいアプリを入れたくない人
  • あらゆる情報をあすけん上で見たい人
  • あすけんの女こと未来さんの推し活をしている人

Eufy Smart Scale P2 Proでも一部連携は可能

ちなみに、体重と体脂肪率だけであれば、Eufy Smart Scale P2 Proでもあすけんと連携ができる。

Eufy Smart Scale P2 Pro(EufyLifeアプリ)をGoogle Fitと連携して体組成情報をGoogle Fitに保存し、あすけんをGoogle Fitと連携してあすけんに体組成計情報を流し込む。

すると、あらびっくり。手動入力することなく、あすけんに体重と体脂肪率が記録される。あすけん体組成計の13項目記録には及ばないが、一番重要な2項目なので正直充分。

【結論】ぼくはEufy Smart Scale P2 Proを使う

という訳で、ぼくはあすけん体組成計に乗り換えたりはせず、Eufy Smart Scale P2 Proを今後も使い続ける予定。

食事管理はあすけん、体の管理はEufyLifeと使うアプリは分かれるが、正直気にならない。体重と体組成計はあすけんで確認し、もっと詳しい情報を知りたいときはEufyLifeを開く運用で今後も継続する。

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