【毛周期】メンズ脱毛完了までに時間がかかる理由【間隔】

脱毛
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メンズ脱毛を始めようと思った人が最初に驚くのは料金、次に驚くのが、メンズ脱毛が完了するまでの時間(当社調べ)。夏までの1、2か月でツルツルにしようと思ったら、想像以上に長い期間を提示されて、ショックで寝込んだ人も多々いるだろう。

というわけで今回は、なぜメンズ脱毛に時間がかかるのかを解説する。すぐにツルツルになることができなかった怒りで毎日サンドバッグに拳をぶつけている人に是非読んで欲しい。

メンズ脱毛は1~3年かかるのが普通

まず、メンズ脱毛完了までにかかる期間は、1~3年が普通。3年と言えば、中学生が高校生になるくらい長い時間。とんでもなく長い。

1~3年というばらつきがあるのは、人によって脱毛する部位や、何を持って脱毛完了とするかの定義が違うから。

ある程度薄くなればいいやって思っている人であれば、メンズ脱毛は1年くらいで済むことが多い。一方で、ほとんど毛が生えてこないレベルまでツルツルにしたいと思ってる人であれば、余裕の2年3年コース。

で、メンズ脱毛が年単位で時間がかかる理由は、大きく分けて以下の2つ。

  • 1回の施術では10~15%の毛にしか効果がない
  • 施術と施術の間に2か月のインターバルを挟む必要がある

1回の脱毛で全体の10~15%しか効果がない

まず、理由の1つ目「1回の施術では10~15%の毛にしか効果がない」について解説する。

メンズ脱毛は、毛にレーザーを照射し、毛根にダメージを与えることで行う。具体的には、毛の黒色がレーザー(あるいは光)の熱を吸収し、毛の吸収した熱によって毛を生やす器官を破壊する。髪の毛が太陽の熱を吸収してホッカホカになるのと理屈は同じ。

が、メンズ脱毛のこの仕組みが、人間の毛と相性が悪い。というのも、人間の毛は、常に全ての毛穴から生えているわけではない。人間の毛は、生えたり抜けたりを繰り返しており、毛が生えている状態の毛穴もあれば、毛が生えていない状態の毛穴も存在する。

最初に書いたように、メンズ脱毛は毛の吸収した熱によって毛を生やす器官を破壊するもの。つまり、毛の生えていない毛穴に対してレーザーを照射したところで、毛を生やす器官は破壊されない。メンズ脱毛の効果は、毛が生えている時期の毛穴にしか効果がない。

効果があるのは成長期の毛のみ

毛は毛周期と言って、「成長期」、「退行期」、「休止期」の順に状態がぐるぐる回っている。上で書いた「毛が生えている時期」は「成長期」に該当する。

で、成長期の毛は、全体の10~15%。だから、1回の施術で全体の10~15%しかメンズ脱毛の効果はなく、100%の脱毛を完了するには何回も施術が必要になる。

1回の施術で10~15%が脱毛されるので、単純計算、10回の施術で、かなりツルツルになる。(といいつつ、黒色の薄い産毛には効果がな薄いとか、メンズ脱毛を始める前はずっと毛が生えていなかった毛穴からなんか毛が生え始めたとか起きて、10回やっても毛が残るときは残る)

施術と施術の間に2か月のインターバルを挟む必要がある

1つ目の理由が分かったところで、次の疑問は、毛周期がサイクルして次の成長期が来るのはいつかという点。言い換えれば、何日間、メンズ脱毛の施術の感覚を開けなければならないのかということ。

結論から言うと、不明。毛周期は個人差もあり、部位ごとにも差があるので、不明。髪の毛と腕の毛を比べると、毛が生え始めてから伸びきって抜けきるまでの時間が違うと分かると思う。これが、部位ごとに差があることの身近な例。

で、一般的に2か月以内の照射は効果が薄いことが分かっているらしく、だいたいの脱毛クリニックが8~9週間程度のインターバルを挟むことを推奨している。照射するだけならもっと短くてもできるらしいが、単純に効果が薄い。

効果が薄いのに照射をする意味はないので、メンズ脱毛の効果を得るために、施術と施術の感覚を8~9週間開けることになる。結果、5回10回照射してツルツルになるまでに、とんでもなく時間がかかることが分かる。

毛周期が関係ない脱毛も存在はする

ちなみに、一部脱毛サロンの光脱毛では、「SHR方式の脱毛によって、毛周期を無視した脱毛が可能なので、最短2週間に1回照射可能」と謳っている。曰く、従来の毛の黒色に反応させる脱毛方式とは違って、広範囲に弱い熱を与えて蓄積し、バルジ領域なる部位にダメージを与えることで脱毛を実現している。よって、毛周期は関係ない、ということ。

これが本当である場合、10回照射すると20か月はかかっていた従来のメンズ脱毛と比べ、2週間×10回で5か月。つまり半年もかからず肌をツルツルにすることができる計算。すごい。

個人的には懐疑的

と言いつつ、個人的には懐疑的。

懐疑的な理由の1つが、脱毛クリニックでも同様の仕組みで脱毛をする蓄熱式脱毛器が導入されてはいるが、蓄熱式脱毛器を使う場合も従来の脱毛と同様、毛周期を意識して2~3か月のインターバルをとっている。医師免許を持たなければ営業できない脱毛クリニックと、持っていなくても営業できる脱毛サロン、ぼくなら脱毛クリニックの言葉を信じる。

懐疑的な理由のもう1つが、2週間開ける意味が分からない。毛周期に影響なく施術できるなら、毎日施術すればいいのではと個人的に思っている。1日×10回で10日。つまり2週間もかからず肌をツルツルにすることができる計算。すごい。が、現実は2週間開ける脱毛サロンが多く、「毛周期を無視した脱毛が可能」の謳い文句と矛盾している気がしてならない。ぼくは2週間開ける理由が知りたい。肌への負担の問題?

メンズ脱毛は長期戦と覚悟する

ここまでで書いたように、メンズ脱毛は長期戦。数か月後の夏に向けてツルツルにしたいなら、除毛剤を買うので十分。メンズ脱毛をする必要はない。

が、これからずっと、髭剃りから解放されm手足のムダ毛から解放されるのならば、1~3年という長期戦は費やす意味があるコストだとぼくは考える。

最善に、近道はない。数年後の自分をイメージして、是非、メンズ脱毛の扉を叩いてほしい。

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