いつのまにやら、LifeFitが公式クレジットカードを提供していた。いや、なんで。
スポーツジムじゃん。いや、なんで。
とは言え、世はキャッシュレス全盛期。もしもLifeFit 公式クレジットカードが他のカードよりもメリットあるなら、乗り換えるのは全然あり。あまりにも意味が分からなかったので、逆に興味を持って調べてみた。完全に負けた気がする。
結論から言うと、他のクレジットカードでいいかなって思った。
コスパ最強のジム「LifeFit」

LifeFitは、「やすくて、手軽で、通いやすい」次世代フィットネス型ジム。2,980円ジムの代表格の一つ。
特徴としては以下。
- 月額2,980円~(税抜)
- 24時間365日通い放題
- マシンもフリーウェイトスペースもあり
簡単に言うと、既存の1万円前後のジムの設備をそのままに、月額料金を大幅に減らしてきたジム。筋トレもできるし、有酸素運動もできる。
詳細を知りたい人は、公式がnoteを書いているから読んで欲しい。
謎の公式クレジットカード

そんなLifeFit、実は公式クレジットカードの提供もしている。なんで?
ジム業界から、クレジットカード業界への参入。なんで?
一応、「クレジットカードって何か分かんなーい」という人のために、JCB公式サイトの説明を引用しとく。
クレジットカードとは、購入した商品やサービスの代金を後から支払えるカードのことです。その場で所持金がなくても買い物ができ、代金は後日クレジットカード会社から請求されます。
出典:JCB
LifeFit公式クレジットカード
で、こちらが公式クレジットカード。カードのデザインがLifeFit感あってオシャレ。
LifeFitを知らない人が見ても、イケてるデザイン(個人の感想です)。これは良い。
背景にはNudge(ナッヂ)
LifeFit公式クレジットカードの背景、というか使っているサービスは、「ナッヂ」。
ナッヂは、あなたの「好き」を応援するクレジットカードをコンセプトにしていて、特定の俳優・タレント、キャラクター、サービスなど多数のデザインからカードを選ぶことができる。
クレジットカードで推し活できるという、令和的なアイテム。
年会費は無料

ここからは、LifeFit公式クレジットカードの説明とNudgeの説明がちょっと混じる。
まず、LifeFit公式クレジットカードは年会費が無料。基本無料だから、試しに作ってみようかなって気軽に始めることができる。
入会金は実質無料
一応、入会金も無料。ただし、LifeFitのクラブオリジナルデザインを選択する場合、発行費用3,000円がかかって来る。名前が違うだけで、もはや入会金。
ただし実質無料と書いた通り、「クラブオリジナルデザイン」を選択したLifeFitの新規ユーザーは、LifeFit定期チケット(30日契約)1ヶ月無料クーポンがついてくるので、3,000円払って3,000円分の還元が受けられる。故に、実質無料。
合計利用額による特典

LifeFit公式クレジットカードは、合計利用額によって特典が受けられる、公式が公開している特典は以下。
- LifeFit 定期チケット(30日契約)1ヶ月無料クーポン
- ケンコーポイント(LifeFit 独自のポイント)
- Coke ON ドリンクチケット
- Amazonギフトカード
- LIFEFIT PROTEIN
何ポイントで何がもらえるかは不明。多分、契約したらわかる。
ポイント還元はなし
ちなみに、一般的なクレジットカードについているポイント還元はなし。1%還元だから100円使えば1円分のポイント付与とかはない。
LifeFit公式クレジットカードは、合計利用額による特典に全振りしている。いやまあ、LifeFit公式クレジットカードがと言うか、Nudgeがと言うか。
【結論】PayPayか楽天でいい
さて、色々書いたけど、ぼくの結論としてはLifeFit公式クレジットカードを選ぶより、他のクレジットカードを選んだ方がいい。個人的には、PayPayカードか楽天カードあたりがお勧め。
1ヶ月無料クーポンはプラマイゼロ
LifeFit 定期チケット(30日契約)1ヶ月無料クーポンは魅力的だが、発行費用で3,000円飛ぶので、プラマイゼロ。
LifeFitの場合、1か月目無料あるいは格安のキャンペーンを定期的にやっているので、そっちを使う方が断然良い。
他の特典も用途限定
他の合計利用額による特典も「ケンコーポイント(LifeFit 独自のポイント)」や「Coke ON ドリンクチケット」といった、用途限定ばかり。用途限定は、使いたいときに使えない。人を選ぶ。
であれば、クレジットカード利用の還元ポイントを、PayPayや楽天Payの支払いに充てられるPayPayカードや楽天カードの方が断然汎用性が高くて、万人にお勧めできる。
LifeFitは運動する場所

元も子もないけど、LifeFitは運動する場所だと割り切って使うべき。だって、ジム代は安いんだから。餅は餅屋に、クレジット―カードは金融屋さんに。
LifeFitを応援したい、LifeFitで推し活したいって人は、唯一購入の検討に値するかもしれない。



