ジムに行きたいなって人は多いけど、結局ジムって何が違うの、どこに行けばいいのってなって、挫折する人が多い。昔のぼく。
ということで今回は、ジムの種類と特徴を書いていく。
ジムは大きく5種類
ジムの分類は厳密には決まっていないが、大まかに以下の5種類に分かれる。
- 公営ジム
- スポーツジム
- フィットネスジム
- パーソナルトレーニングジム
- ブティックジム
ざっくり言うと、公営ジムは都道府県や市町村が運営しているジム。それ以外は民間が運営しているジムで、できるトレーニングや料金形態が異なるという感じ。
では、それぞれの詳細を書いていく。
公営ジムの特徴
公営ジムは、公営のスポーツセンターや体育館に併設されているジム。特徴は以下。
- 都度払い(1回500円前後)で安価
- 設備が古め
- 地域コミュニティの側面が強め
都度払い(1回500円前後)で安価
公営ジムは、民間ジムにと比べて利用料金が安い。都度払いで1回あたり500円前後。安い。
定期的な利用が難しい人や、気軽にトレーニングを始めたい人にとって、利用しやすい。
設備が古め
公営ジムは、設備が古めなことが多い。民間ほど、新しいマシンの導入はしない。
とはいえ、基本的なトレーニングには十分な設備が揃っているので、初めてジムを利用する人や基礎的な筋力トレーニングを行いたい人にとっては十分。
地域コミュニティの側面が強め
公営ジムは、地域コミュニティとしての役割も持つ。そのため、地元の住民が集まりがち。
利用者の年齢層が広く、老若男女が気軽に利用できるメリットがある一方、雑談場所と化している可能性もある。
スポーツジムの特徴
スポーツジムは、民間が運営するジムの中で、マシンとフリーウェイトをメインとするジム。特徴は以下。
- 月払い(月額8,000円前後)
- 設備が充実
- 24時間営業
月払い(月額8,000円前後)
スポーツジムの一般的な料金体系は月額制。月額8,000円前後の料金設定が多い。
利用者は定期的にジムを利用でき、トレーニングを習慣化しやすくなる。月に何度でも通えるので、頻繁に通う人にとってはコストパフォーマンスも高い。
設備が充実
スポーツジムは、最新のトレーニングマシンやフリーウェイトが充実している。
初心者から上級者まで、様々なトレーニングニーズに応えてくれる。
24時間営業
スポーツジムは、24時間営業をしている店舗が多い。
忙しいビジネスパーソンや不規則な生活リズムを持つ人でも、好きな時間にトレーニングを行うことができる。混雑が嫌いな人は、深夜や早朝に利用し、混雑を避けたりもできる。
代表的なスポーツジム
代表的なスポーツジムは以下。
フィットネスジムの特徴
フィットネスジムは、民間が運営するジムの中で、マシンとフリーウェイトに加えてスタジオやプールを併設するジム。特徴は以下。
- 月払い(月額15,000円前後)
- プールやスタジオを併設
- リラクゼーション有り
月払い(月額15,000円前後)
フィットネスジムの一般的な料金体系は月額制。月額15,000円前後の料金設定が多い。
ただし、学生料金、29歳未満向け料金、週1回限定料金など、安価な料金プランも豊富。
プールやスタジオを併設
フィットネスジムは、マシンやフリーウェイトだけでなく、プールやスタジオといった多様な施設が利用できる。
筋力トレーニングだけだと飽きてしまう人も、気分によって水泳やヨガを選択することで、飽きにくくトレーニングを続けることができる。
リラクゼーション有り
フィットネスジムは、トレーニング後のリラクゼーションを持つ場合も多い。
例えば、サウナやスパ。施設内でトレーニング後のリラックスができるのも良い。最悪、お風呂だけの利用でも良い。広々お風呂。
代表的なフィットネスジム
代表的なフィットネスジムは以下。
パーソナルトレーニングジムの特徴
パーソナルトレーニングジムは、民間が運営するジムの中で、トレーナーとマンツーマンでトレーニングするジム。特徴は以下。
- 月払い(月額10万円前後)で高価格
- トレーニング中はマシン独占
- 食事管理サービス有り
月払い(月額10万円前後)で高価格
パーソナルトレーニングジムは、他のジムと比べてダントツで高い。月額10万円前後。高い。
その代わり、個別にカスタマイズされたトレーニングプランや専門的な指導が含まれる。他のジムが「トレーニングの場所代」なら、パーソナルトレーニングジムは「トレーニングの場所代+知識代」。
トレーニング中はマシン独占
パーソナルトレーニングジムは、トレーニング中にジム内のマシンを独占使用できる。
他の利用者を気にせずにトレーニングができるし、マシンの使用待ち時間が発生しない。
食事管理サービス有り
パーソナルトレーニングジムは、トレーニングだけでなく、食事管理サービスも提供されることが一般的。
食事管理は、トレーニング効果を最大化するために必須で、理想の体型や健康状態を効率的に達成することが可能。
代表的なパーソナルトレーニングジム
代表的なパーソナルトレーニングジムは以下。
ブティックジムの特徴
ブティックジムは、民間が運営するジムの中で、特定のフィットネスに特化したジム。特徴は以下。
- 月払い(月額15,000円前後)
- 特定のフィットネスに特化
- 内装へのこだわり
月払い(月額15,000円前後)
ブティックジムの一般的な料金体系は月額制。月額15,000円前後の料金設定が多い。
月の利用可能回数に上限があり、回数上限を増やせばより高く、回数上限を減らせばより安くなる。
特定のフィットネスに特化
ブティックジムは、特定のフィットネスに特化している。例えば、ピラティス、サイクル、ボクシングなど。
特定のフィットネスに焦点を当てているので、特定の分野での専門的な指導を受けられる。後、ただのトレーニングが苦手な人でも、楽しくトレーニングできる可能性もある。
内装へのこだわり
ブティックジムは、世界観を重視している場合が多く、内装にこだわりがある傾向がある。
マシンが並ぶ一般的なジムという環境ではなく、日常を離れた空間でトレーニングを楽しむことができる。暗闇ボクササイズは最たる例。
代表的なブティックジム
代表的なブティックジムは以下。
最近はコンビニジムも流行
最近は、上記5つに加えてコンビニジムも流行っている。
コンビニジムとは、RIZAP(ライザップ)グループが展開するスポーツジム「chocoZAP(チョコザップ)」の謳い文句で、コンビニのように気軽に行けるジムを指している。
広義には、月額2,980円(税抜)の格安ジムのことをコンビニジムと呼んだりもする。
コンビニジムの特徴
コンビニジムは、スポーツジムの中でも、より手軽さを意識したジム。特徴は以下。
- 月払いでお手軽料金(月額2,980円(税抜))
- スタッフの常駐なし
- 手続きがアプリで完結
月払いでお手軽料金(月額2,980円(税抜))
コンビニジムの一般的な料金体系は月額制。月額2,980円(税抜)。
既存のスポーツジムの料金と比べると、大幅に月額料金が低い。
スタッフの常駐なし
コンビニジムは、スタッフが常駐していない。
基本的には、マシンの使い方は写真や動画で学び、質問などはアプリ経由のチャットで行う。入店時もスタッフ確認がなく、QRコードをかざして入ることが一般的。
手続きがアプリで完結
コンビニジムは、手続きがアプリで完結する。
入会時や退会時に店舗を訪れることなく、アプリの操作で完結する。支払い方法も、基本的にはアプリにクレジットカードなどを登録して支払い。
代表的なコンビニジム
代表的なコンビニジムは以下。
【まとめ】どのジムが向いているか
最後に、各ジムがどんな人に向いているかを独断と偏見でまとめた。
公営ジムは、お試しでジムを利用してみたい人や、月に数回だけ通いたい人に向いている。
スポーツジムは、マシンやフリーウェイトで淡々とトレーニングしたい人に向いている。
フィットネスジムは、プールやスタジオを利用したい人に向いている。
パーソナルトレーニングジムは最速で痩せたい人や、トレーニングと食事管理の知識を身につけたい人に向いている。
ブティックジムは、ボクササイズやサイクルなどの、特定のフィットネスをしたい人に向いている。
とりあえず行ってみよう
ジムの特徴を呼んで、ざっくりつかめたとは思うけど、やはり実際の体験に勝るものはない。
見学や体験ができるジムも多いので、近くのジムを検索して、一度興味があるジムを訪れるところから始めるといいと思う。
まずは一歩。
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