【THE DAY】オシャレさに全振りした水【感想】

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セブンイレブンに買い物に行ったとき、「THE DAY」という見かけない缶を見つけた。何だろうと思って手に取ってみれば、どうやら缶に入ったミネラルウォーターと炭酸水らしい。

せっかくだから買ってみて、どんなミネラルウォーターかも調べてみたので、レビューと言うか感想と言うかを残しておく。結論として、パッケージのオシャレさに全振りした水だった。

成長を続ける国内ミネラルウォーター

現在、日本市場におけるミネラルウォーターの需要は右肩上がりであり、Z世代が選ぶ好きな飲料カテゴリーランキングで1位に選ばれるなど、水への需要は高まっているらしい。

実際、一般社団法人「日本ミネラルウォーター協会」の発表によるとミネラルウォーターの一人当たりの消費量の推移は増加の一途を辿っている。

ミネラルウォーターの1人当り消費量の推移

ミネラルウォーターの1人当り消費量の推移
ミネラルウォーターの1人当り消費量の推移
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気持ちアガル水「THE DAY<ザ デイ>」

そんなミネラルウォーター業界へ現れたのが、「THE DAY」。

水と炭酸水、2つのランナップを掲げて、ミネラルウォーター業界に殴り込みをかけてきた。

  • TAH DAY 〈ナチュラルミネラルウォーター〉
  • THE DAY〈スパークリングウォーター〉

販売元は株式会社ロッテ

「THE DAY」の販売会社は、株式会社ロッテ。「お口の恋人」でおなじみのロッテである。

機能性以外という選択肢

ロッテが提案したのは、新しいミネラルウォーターの選び方。

現在のミネラルウォーターは、「安心・安全」「成分」「環境教配慮」といった機能的な選択肢が中心となっている。

対し、ロッテはそこに、新たな選択肢「楽しさ」の追加を目指しているらしい。

お菓子やアイスを楽しく選ぶように、水を楽しく選ぶ的な。なにそれ新しい。

【商品特長】天然水仕立ての飲みやすい軟水と強炭酸

「THE DAY」の特長1つ目は、天然水仕立ての飲みやすい軟水であること。

天然水の水源は、南アルプスを源流とする大井川水系の伏流水。一般的にミネラルウォーターは、販売地域によって採水地が異なるが、ぼくが買った「THE DAY」の原水地は静岡県焼津市だった。

硬度は63mg/L。ph値は7.7。数値だけ見れば、日本の水道水よりも硬度が高く、アルカリ性が強め。ほんの少し、クリアな喉越しという感じだろうか。

【商品特長】”あえて”アルミ缶パッケージ

特長の2つ目は、あえてのアルミ缶パッケージ採用。

アルミ缶に入った水と言えば、無印良品で売られている「災害用備蓄飲料水 The Life Water」が一時期話題になった。

が、「The Life Water」がペットボトルみたいな形のアルミ缶に対して、「THE DAY」はプルタブのある円柱型。皆がイメージする、アルミ缶だ。

確かに、円柱型の容器に入ったミネラルウォーターはあまり見たことがないし、パッケージもオシャレ。

容量は水480ml、炭酸水500ml

「THE DAY」の容量は以下の通り。いやまあ、容量が500mlじゃないことはいいんだけど、どうして缶のサイズは同じなのに容量が違うんだ。

商品名容量
TAH DAY 〈ナチュラルミネラルウォーター〉480ml
THE DAY〈スパークリングウォーター〉500ml

価格はオープンプライス

「THE DAY」の価格はオープンプライス。売っている場所によって、価格が変わる。

【参考】セブンイレブン価格は158円(税抜)

ぼくがセブンイレブンで購入した時の価格は、以下の通り。他のミネラルウォーター500mlと比較して、若干割高な感じはする。

商品名容量
TAH DAY 〈ナチュラルミネラルウォーター〉158円(税抜)
THE DAY〈スパークリングウォーター〉158円(税抜)

味は普通

さて、肝心の味だが、正直「普通」。極めて凡人の舌を持つぼくには、他との違いなんて感じられなかった。

というか冷静に、格付けチェックを思い出して欲しい。たくさんのグルメを口にする芸能人でさえ、ワインのテイスティングで、高いか安いかを判断できてない。テイスティングを職業にでもしていない限り、利き水とか無理。

であれば、日本人の大半にとって、「THE DAY」の味は普通の水に帰着する。多分。

【長所】見た目にテンションは上がる

ここからは、「THE DAY」を買って飲んだ感想について書いていく。

長所の1つ目として、まずは見た目にテンションが上がる。

金を基調としたデザインに、赤や黒のシンプルなロゴ。正直、見ているだけで格好いい。

自分で飲むために買おうとは思わないが、自分の部屋か友達の部屋で宅飲みをするときにしれっと持っていくと、それだけで場をひと盛り上げできそうな感じがした。

クールデザイン。クールジャパン。

【長所】手軽に買える

長所の2つ目として、手軽に買える。

ドン・キホーテで売っていて、セブンイレブン(今は首都圏だけだが、今後全国で買えると仮定して)でも売っているのなら、用事のついでに買える。この買いやすさは魅力的。

・・・いや、ゴメン。書いてて薄々気づいてはいたけど、この長所って大半のミネラルウォーターに当てはまるよね。だいたいの水、ドン・キホーテかコンビニで買える。

なんなら、他の水は自販機でも買えるよ。うん。

【短所】コスパは悪い

で、短所だと感じたのが、コスパは悪い。480ml158円(税抜)は高い。

正直、500mlのミネラルウォーターであれば、コンビニだと130円くらいで買えるイメージ。スーパーなら100円切る。

「THE DAY」は、コスパと言う観点で見れば、決して良くない。

コスパの悪さは織り込み済み

とはいえ、「THE DAY」は、ミネラルウォーターに対する価値観を『喉を潤す「機能」から、心が満たされる、気持ちがアガるといった情緒の「気持ち」へとシフト』するのがコンセプト。

コスパが悪いなんて短所は織り込み済み。

いやむしろ、あえてコスパを悪くすることで、皆にメンパを注目して欲しいのかもしれない。知らんけど。

【短所】蓋ができない

で、一番の短所だと感じたのが形状。蓋ができないこと。

ペットボトルであれば、途中まで飲んで蓋を閉めれば、鞄に入れて持ち運べる。しかし、プルタブで開ける缶は無理。絶賛零れる。

よって「THE DAY」は、外出中にコンビニで買って飲むということができなくなる。480ml一気飲みできる人なら問題ないが、そんな人間は少数は。大半の人間は無理。

【結論】持ち運べるペットボトル最高

と言う訳でぼくの結論は、持ち運べるペットボトル最高。

蓋を閉められるって、こんなに素晴らしいことだったんだと実感した。

自宅で保管する水を探している人には「THE DAY」が選択肢に入るかもしれないが、少なくとも外で買って持ち歩きたいぼくには、オシャレさを加味してでもペットボトルの実用性に勝てなかった。

すまない、ロッテ。

【結論】どうしてもアルミ缶がいいなら無印

「いや、それでもワイは、アルミ缶がええんや。ペットボトルは体に悪いんや」って派閥の人もいると思うけど、そう言う人には以下のどちらかをお勧めする。

災害用備蓄飲料水 The Life Water

最初の方でも書いたけど、「The Life Water」。無印良品で買えるし、ふるさと納税でももらえる。

アルミ缶だし、災害用備蓄飲料水だから賞味期限も堂々の10年。素晴らしい。しかも蓋つき。

ナチュラルミネラルウォーター

「災害用備蓄飲料水は味が心配」と言う人にはこっち。採水地である静岡県焼津市のふるさと納税返礼品「ナチュラルミネラルウォーター400」。

アルミ缶だし、採水地が「THE DAY」と同じ。つまり、入っているのは同じ水。強い。素敵。しかも蓋つき。

リキッド・デスになれるかはZ世代次第

と言う訳で、ロッテ発の新しいミネラルウォーターは、オシャレだけどぼくの欲しいものリストに入るには至らなかった。一度買ってドヤれば充分。

「THE DAY」が悪いんじゃない。ただ、ぼくの感性とあわなかっただけ。蓋ができないは、あらゆるメリットを潰すくらいにデメリットだった。

Z世代の感性次第

とはいえ、何度でも「ぼくは」というのを強調しておく。

アメリカでは、一般的なミネラルウォーターをビール風の勘で販売したことで、190億円の売上た例もある。リキッド・デスって言うんだけど。

タイパタイパと育ったぼくと違い、感性や想いを大切にするZ世代に刺されば、きっと売り上げがドカンドカンと行くのではないかとも思っている。

Z世代、お酒飲める年齢になって来たし。

と言う訳で、後は任せたZ世代。ロッテの仕掛けたニュープロジェクト、成功は君たちの方にかかっている。

おつぽよ。

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